無限に応用されるAI

AI(人工知能)は、ビジネスへの応用は無限といえる状態になってきています。

チャットや音声での顧客対応ができたり、工場で人と同じ製造ラインに加わってアシストしたりすることができます。

パン屋さんで、トレイに置かれたパンを画像認識し、瞬時に金額を計算して、レジの作業を助けるなんてのも話題になっています。

 

あ、余談ですが、パンを画像認識するって、かなり面倒なこと。

同じアンパンでも、大きさや形が微妙に異なるので、それを判別して同じアンパンだと認識するのって、大変です。

しかも、クリームパンやジャムパンとの違いも見分けないといけないですしね。

(急いでたら、人間だって間違います 笑)

 

倉庫では、モノを運ぶのをアシストするとか、どの棚に何があるかを瞬時に教えてくれる、あるいは、ピッキングする棚を移動させて、人が動き回らなくても商品をピックアップするなんてこともできます。

 

営業でも、顧客とのメールや電話のやり取りの履歴から、『次に電話すべき顧客リスト』を毎日作ってくれるとか、取引履歴から次の交渉のタイミングなどをアドバイスすることもできます。

 

顧客からの問い合わせやクレーム、あるいは、ネット上の情報から商品の改善ポイント、新商品のアイデアを出すようなこともできます。

 

さらには、社員の行動やメールのやりとりを分析し、コミュニケーションがうまくいっているかどうか、あるいは、連絡がうまく伝わってないところはあるかといったことまで分析できます。

 

最近は、社員のモチベーションを分析することもできるようになってきています。

 

そして、経営者のやるべき、資金繰りやコスト削減、人員配置といったところの分析をアシストするAIも登場しています。

 

とにかく、これまでは、『コンピュータに、そんなことは無理だろう・・・』なんて思われていたことが、日に日に可能になってきています。

 

ひょっとすると、社員のやることも、経営者のやることも、気が付いたらコンピュータがやっていて、人は、ただ投資するだけになってるかもしれませんよ(笑)。

 

そんな時代になるかどうかは別としても、AIを会社内に取り入れないと、あっというまに取り残されるかもしれません。

 

かつて、インターネットが広まってきたときに、躊躇していた企業も多かったのですが、今は、Webサイトがあるとか、メールが使えるとかは、当たり前になっていますよね。

 

逆に、Webサイトがないと、『この会社、大丈夫?』と思われるようになっています。

 

同じように、AIも使っていないと、取引できない、信用されないという時代になるようです。

 

それについては、また、別記事で。