不動産業の会合、医師の勉強会、そして、大学の先生方といった集まりでChatGPTなど生成AIについて講師をした足立明穂です。
いや、ほんと、劇的にChatGPTは進化していて、どんどん便利になってきています。
つい前日、GPTsストアがオープンしたのですが、これ、すごいことですよ!!
これは、あなたがカスタマイズしたChatGPTを登録して、世界中の人に使ってもらうだけでなく、なんと、販売することもできるようになるのです!!(現時点では、まだ、販売機能は動いていません)
「え? まだ、販売できないんじゃ、意味なんじゃね?」
そう思ったあなたは、インターネットの歴史を知らなさすぎます。
iモードが広がったときのiアプリ、スマホが広がったときのApp StoreやGoogle Play Store、あるいは、LINEのスタンプ、そして、WindowsのMicrosoft ストア・・・
これらと同じことが、ChatGPTで起きようとしています!
あ、もう少し、丁寧に説明しますねw ちょっと興奮して飛ばしすぎたのでw
では、分かりやすいLINEスタンプで話をしましょう。
LINEスタンプって、自分で作ったスタンプを登録したら、販売することができるのは、知ってますよね?
昔、小学生や、あるいは、おじーちゃんが作ったスタンプが販売されて話題になりました。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1409/05/news057.html
7歳のLINEスタンプ作家・はなかさん 「いか」スタンプ、有名人の利用に「びっくりして、目がぱちぱち」 売り上げは自転車に
都内に住む小学生1年生・はなかさん(7歳)も、スタンプクリエイターの1人だ。はなかさんが紙に描き、お父さんがPCで色を塗った「いか」スタンプは、有名人のTwitterで取り上げられるなどして想定外の人気となり、分配された売り上げは1万円を突破した。
https://www.value-press.com/pressrelease/135346
特別養護老人ホームのおじいちゃんがLINEスタンプをデザイン! 売上40000円を達成
特別養護老人ホームに入居する、障害を持った82歳のおじいちゃんがLINEスタンプの原案をデザインしました。非常口マークの駆け抜ける人を模したつもりが、なぜか忍び足に。そのユーモラスな絵を元に家族が協力して制作・販売したところ、約15万個以上ものスタンプの中で349位を記録。わずか数日の間に約4万円を売り上げました。
このように、素人でもスタンプを作って販売して、稼ぐことができます。
「ということは、ChatGPTでスタンプ作って売ればいいんだね!」
ちがいますって!!
慌てないでください。先のニュースは、いつのか見ましたか?
2014年とか2016年ですよ。
今は、もう、LINEのスタンプなんて、企業が参入しまくっているから、毎月、とんでもない数が登場し、しかも、プロの漫画家やイラストレーターが作るのですから、クオリティは高い!!
そんなところに、素人が参加したとて、人気などでないし、埋もれてしまって、だれも見てくれません。そもそも、審査があるので、それが通るかどうか・・・・・。
そんな状態ですよ。
自作のLINEスタンプが販売できるようになったのは、2014年5月。そのときに動いたからこそ、小学生の作ったスタンプでも売れたのです。まだ、作っている人が少ないし、ましてや小学生が作ってるってことで話題になったのです。
NFTでも、最初のころにやったからこそ、話題になって売れるというのがありますが、今からNFTにしたから売れるってなものではありません。
以前、こんな記事を書きました。
https://note.com/adachiakiho/n/n5f80b07eb879
NFTアートをOpenSeaに出品したところで、年末ジャンボ宝くじの1等よりも低い確率って知ってました?w
このころでも、OpenSeaに3千万点が出品されてました。もう、今は、総数が表示されなくなったのですが、おそらく億単位での出品数だと思います(8千万点という記述は見つけたのですが、それ以降はもう、調べられない状態なのかもw)。
もはや、名もなき人がNFTを出品して、見つけてくれる確率は、ドーリームジャンボの1等に連続当選するぐらいの確立になってるのですw
つまり、新しい「マーケット」が登場すると、人が集まってきて、出品数が増え、競争が激化してしまって、後から参入しても非常に難しい状態になるのです。
だからこそ、今すぐ、参入すべきなのですよね!
ただ、やるといっても・・・・ よくわからないですよね。
ここから先は、ご縁のあった方のみに、お伝えしますw