パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~ 第2話の考察 脳内チップと精神のアップロード

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パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~ 第2話の考察 脳内チップと精神のアップロード

日テレ系ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」の2回目の考察です。 

あ、ネタバレぎみの内容なので要注意w。

最先端の技術っぽい話が出てくるので、テクノヲタとしては考察しないとということで、今回も書いてみます。

(天才科学者最上有紀子を演じる岸井ゆきのちゃんのファンだということは、ナイショですw)

さて、今回2回目のテーマは、脳内チップと精神のアップロードについて考えてみましょう。

イーロンマスクも開発している脳内チップ

Twitterを買収するってことで騒がれているイーロン・マスクですが、脳内チップにも注目しています。

というか、そもそもは、そんなものを作ったらプライバシーどころか考えていることさえも知られてしまうので危険すぎると猛反発していました。

でも、他の企業が開発していくということなので、「んじゃ、俺が、安全な脳内チップを先に開発してやる!」ってことで、Neuralink Corporationを創り、すでにサルで実験しています。

Neuralink Corporation

https://neuralink.com/

ウィキペディアの説明

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF

イーロン・マスクが目指す、脳にチップを埋め込む「電脳化」の未来 | WIRED.jp

イーロン・マスクが目指す、脳にチップを埋め込む「電脳化」の未来 | WIRED.jp

ただ、現状は脳内のシグナルを検出するだけです。

メリットとしては、身体が動かせない人などが脳内チップ経由でさまざまな機器を操作することができるようになります。

ドラマにも出てきたように、義手を脳で考えているだけで動かせるといったことも可能。

現状でも筋肉の動きや皮膚の動きを検知して動く電動義手はあります。

CBC・イッポウー密着ー電動義手開発最前線 2019年3月13日放送

CBC・イッポウー密着ー電動義手開発最前線 2019年3月13日放送

ドラマの中では、プロゲーマーの能力の向上として脳内チップを埋め込んだってことになってますが、読み取るだけでなく何らかの情報を脳に送って活性化させるってこと。

これは、なかなかどうして、難しすぎるw

脳のどこを刺激すればいいのかまだまだ分からないし、そもそもゲーマーにとって向上させなければならない能力ってのは何かがはっきりしていないですからね。

動体視力を上げられたとしても、それに反応できる指の動きが出せなければ、動きは分かっていても身体が追い付かないってことになります。

身体の動きを速くするっても、脳内のシグナルの伝達速度を上げたところで筋肉の反応が遅ければ対応できません。

そもそも、思考速度も求められるので、そうなったら脳の働きがよく分かっていない(思考って脳内の神経回路の機能として何が起きてるのか分かっていない)ので、チップで能力を高めるって、まだまだ先。

今回のドラマでは、この辺の飛躍が大きすぎて、個人的にはもはや興ざめw(ゆきのちゃんが出てるから見るけどw)。

ちなみに、脳内チップが電磁パルスの共振で焼き切れたってのが出てきますが、目や鼻、口から煙が出るってのは笑ってしまったw

いあいあ、脳内チップが煙が出るほど発火したら、頭蓋骨の内部で圧力が一瞬で高まるので目玉が飛び出るし、耳や鼻、口から血液と臓器が噴き出る(あ、ごめんなさい。グロイですね ^^;)。

あんな、ふわーって煙が出てくることはないって思ったので(^^;

精神のアップロードだと?? それはできないでしょ!w

SFでは定番(?)の精神のアプロード。

私が好きなのは、『マックス ヘッドルーム』ですね!!w

キヤノンのCMでも使われてました。

キヤノン販売 ゼロワンショップ

海外ドラマの『UPLOAD』というのは、コメディ仕立てで面白いです。

https://amzn.to/3MIMfSc

亡くなった旦那と生き残っている奥さんがパソコンを通して会話していて、旦那が、いろいろなオプションを買ってくれって奥さんに言うのとか笑えるw

映画『トランセンデンス』は、精神アップロードよりさらに先をいっています。

https://amzn.to/3s2Cw1d

とまあ、SFでは枚挙にいとまがない状態です。

しかし、これを実現しようとすると、そもそも、『精神』とか『意識』ってのが定義できていないので、何をもって精神のアップロードというのかが難しすぎます。

前回の『全能エミュレーション』でも書きましたが、感情や生命とかがよく分かっていないので、定義を決めながら実装するという非常にやっかいなことをやることになります。

それと、もし、そういう技術らしいものができたとして、コンピュータの中にあるデータだかプログラムだかが動作することで、『精神を再現』できているのかどうか確認しようがありません。

本人か本人じゃないのか、意志があるのか、単にプログラムが計算した結果なのか、・・・・

これを確認する方法がない。

って、まあ、これは、先の定義ができていないことの裏返しで定義がないから確認方法もないのですよね。

ドラマの中でも、「精神のアップロードができたのかどうか、確認する方法もない」って言っているのは、まさに、その通りなのです。

ということで、今回も岸井ゆきのちゃんが、ニコッといたずらっぽく笑うのに癒されてました(え? そこ?w)。