4刷り!絶賛発売中!(韓国語版も発売されました)
だれにでもわかるNFTの解説書 ライブ・パブリッシング刊NFTって何?という説明から、今後広がるメタバースとNFTの関係まで、あらゆる話を網羅!
初心者の方にも理解しやすいように、専門用語を極力使わず解説しました。
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GAFAは、圧倒的なユーザ数を獲得したことで、膨大なデータを収集し、統計を取っています。
そのビッグ・データがあるからこそ、他社には、真似ができないビジネスを展開しています。
同じようなビジネスを展開しようとしても、なかなかそこには追い付けないのが実情。
そもそも、そんなヒットするようなサービスを簡単には見つけられない。
サービスを立ち上げるのは、無料で使えるリソースが溢れるほどあり、また、SNSで呼びかければ、手伝ってくれる人だってすぐに集まる。
雨後の筍どころじゃない莫大なサービスが、日々、生まれは消えています。
たまたま、うまくヒットして、あっという間に何万人、何十万人とユーザが増えたとしても、その後が続かない。
というのも・・・
新しいサービスを立ち上げる
↓
うまくヒットして爆発的にユーザが増える
↓
システム増強しないと対応できなくなる
↓
システム増強資金が必要
↓
借金する
↓
ますますユーザが増える
↓
借金が増える
↓
返済&利子が増える
↓
マネタイズできるほどにはユーザが集まっていない
↓
返済が滞る
↓
サービスに手が回らない
↓
他のサービスへユーザが移動
↓
オワコン(^^;
最初に、どんどん投資額が増えるので、収益が出るまでのマネタイズが追い付かないのですよね。
『人が集まったら、その後は、お金儲けできるようになる』
ってのは、事実だけど、お金儲けできるほど人が集まるまでは、お金は出ていく一方なのです。
その資金繰りをどやるのか?
資金繰りの基本は、2つしかありません。
ダムに水を溜めるのと同じで、入ってくる水の量を増やすか、水漏れがないように、しっかりと抜け出ていく水を少なくするしかないのです。
入ってくる水を増やすってのは、より多くのお金を借金、あるいは、出資を集めることなので、分かりやすいですよね。
銀行や資本家などにプレゼンして、融資や出資してもらう、あるいは、クラウド・ファンディングで多くの人たちに支えてもらうってことになります。
もう一つの出ていく水を少なくするってのは、ランニングコストを抑えること。
デジタル化された中でのランニングコストは、人件費とサーバ機器にかかる費用をどう抑えるのか?になってきます。
人件費を抑えるには、どれだけ自動化、あるいは、無駄な作業を削っていくかになります。
また、サーバ機器に関しては、より少ないリソースで運用できる仕組みを考えるかにかかっています。
ただ、これらも、なんでもかんでも、クラウドでやるってよりも、手元に置いて小さく始めるってのも一つ。
そうすることで、バックアップやバックアップ体制など、作りやすいということもあります。
また、昨今は、個人情報の扱いに関しては、だんだん厳しくなってきています。
そのため、クラウドを利用すると、クラウド運営業者がどのような扱いをするのかまで知っておかないと、トラブルが起きた時に対処できない可能性もあります。
テクニカルな面だけでなく、法的なことまでも分かったうえで対応していかないと、サービスが大きくなってから、違法なサービスを展開していたってなことになると大変です。
クラウドの場合は、一極集中でデータ管理を行い、GAFA企業は、巨大なデータセンターを運用しています。
電力料金の安いところを探して、世界中にデータセンターを作り、電力会社の境界にデータセンターを作って、安い料金に自動的に切り替えるようなことまでやっています。
さらには、風力や太陽光での自前の発電所まで作り始めています。
こういうことを考えると、同じ方法では、この原価コストを変えることはできず、そこにランニングコストの限界が出てきます。
しかし、これを打破する注目されている技術の一つに、ブロックチェーンがあります。
ブロックチェーンは、分散型台帳と言われるように、一か所に集中するのではなく、分散してデータを保持します。
ビットコインで有名になったブロックチェーンですが、ビットコインは、どこかにデータセンターがあるのではなく、世界中にデータは分散管理されています。
マイナーと呼ばれる人たちのコンピュータに分散され、世界中に散らばっています。
どれかが壊れたところで、他の多くのバックアップ(正確には、バックアップという考え方ではないのですが)が存在するので、問題ありません。
このようなブロックチェーンを応用すると、巨大なデータセンターや、バックアップの仕掛け、トラヒックの集中、処理の集中などを分散させることができます。
根本が違うので、ランニングコストが本質的に削減できるようになるのです。
と、書いていますが、クラウドでも、ブロックチェーンでも、『運用』が重要です。
ガソリン車と電気自動車を比較して、どちらがエネルギー効率がいいだの、地球にやさしいだのと言ったところで、単純比較などできないのと同じ。
効率のいいデータセンター運用もあれば、無駄に電力を消費しまくるブロックチェーンの仕組みもあります(ビットコインで、マイニングに使われる全世界のトータルの電力の無駄が問題視されてるように・・・^^;)。
ただ、今後の新たな流れとして、ブロックチェーンがジワジワと広がってくる、また、トレンド・キーワードとして、一般の人々にも知られてくる2021年になってくるのではないかと思いますよ。(知らんけどw)
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