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海外では、すでにロックダウン(都市封鎖)が起きています。
日本でも、小池東京都知事が、ほのめかしたように、いつ、封鎖されてもおかしくない状況。

毎日、感染者数が増えているので、政府も重い腰を上げて、緊急事態宣言を出さざるを得ない状況に追い込まれるでしょう。
(多分、海外から、やいやい言われて、やらざるを得なくなるはず・・・)

で、個人の生活も心配ですが、あなたのビジネス、どうなるでしょうか?

確かに、感情的に沈み込んでる不安要因が多いので、何が必要になるか分からず、日用品を買い込んで、そこの消費は増えるでしょう。

ただ、それって、日用品を『備蓄』しただけであって、消費量が増えているわけでも、なんでもありません。

今月は売上が上がるかもしれませんが、来月から数か月間は、備蓄分があるので、買わなくなります。

そりゃ、そうですよね。

自宅に籠っているからって、トイレットペーパーの消費が、何倍にもなるわけでもないし、レトルトカレーを、2杯食べるようになるわけでもありません(笑)。

また、交通機関やイベントホールなどを考えると、今は自粛でしかたないよなぁ・・・って思っているかもしれませんが、アフター・コロナを考えると、すぐに戻ることはありません。

多くの人の心の中に、感染リスクの恐怖心が受け付けられているので、以前ほど、人が集まるような状況には戻らないでしょう。

そして、怖いことをいうようですが、こういう感染症は、毎年のようにやってきます。

というか、すでに、インフルエンザは、毎年広まっていたのに、その危機感がなかったというのが正しいところ。

今後は、コロナでなくとも、インフルエンザでも、警戒するようになってきます。


そうなると、多くの人の価値観や、生活スタイルなどは、これまでと違ってきて、消費も違ってきます。

ある意味、より消費者は賢くなり、本当に必要かどうかを見極めるようになってくるのですよね。


そういう中で、どのようにビジネスを進めていくのか?

すべてはオンライン化する!

まず、絶対に言えるのは、オンラインでの販売方法を確立しておく必要があります。

いつまた、今回のような状況になるか分からない、いや、ほぼ毎年、なんらかの感染症が広まり、外出自粛自体になるでしょう。

そんな中で、どのように自社の商品を伝えるのかというと、オンラインしかありません。

その準備をしっかりと行っておかないといけないし、社員だって、出社できいない状態になるので、それも想定してテレワークに切り替えられる体制を作っておくことがポイントです。


では、社内外のオンライン化について、社外と社内に分けて考えていきましょう。

ビジネスのオンライン化 社外編

社外のビジネスのオンライン化は、簡単に言えば、インターネットを使って、お客さんとやりとりして、販売し、サポートし、リピーターになってもらうということです。

絶対に必要なのは、下記の3つ

1)ホームページ
2)メールアドレス
3)SNS

この3つは、オンラインでビジネスをする上で外せない要素になっています。

では、一つずつ見ていきましょう。

ホームページで決まる信用度

ホームページを作るのは、何のためかというと、信用度を示すものですね。

検索したときに、確かに、その会社が存在する、確かに、その商品を販売しているというのを示すためです。

ホームページは、インターネットを介して、公の場に情報掲載しているわけですから、それだけで信用が違ってきます。

いくら、いいなぁって思った商品やお店でも、検索して出てこない、ホームページがないとなると、本当に売ってるのか?とか、そんな会社存在するのか?って思ってしまいます。

また、ホームページがあったとしても、会社概要しか書かれていなくて、ぜんぜん更新されていないといったところは、それはそれで問題です。

実店舗で言えば、お店はあるけど、何年も掃除していないような感じです(笑)。

ホームページでは、『誰が、誰に向けて、何を提供するのか? どんなメリットがあって、それを使ったら、どうなるのか?』が示されていないと、これからは厳しい状況になってきます。

ただ、商品を並べて説明しているだけでは、見向きもされない、いや、検索にさえ出てこないようになってしまうのです。

メールアドレスは、電話番号代わり

今は、メールアドレスは、電話と同じように、当たり前に持ってますよね?

ただ、注意してほしいのは、中には、Yahoo!やgoogleのフリーメールを使っているところ。

ここは、ぜひとも、ドメインを手に入れて、自前のメールアドレスにしてほしいです。

そもそも、Yahoo!やGoogleのメールアドレスだと、同じようなメールが沢山あるので、打ち間違えたら、別の人にメールが届く可能性があります。

自前のドメインで作ったメールなら、エラーになって戻るけれど、間違って違うところへ届くことは、まず、ありません。

それに、メールが届いたときも、分かりやすいので、開封してもらう率が上がります。

SNSは、『狼煙』!

え? なんのこと?って思ったかもしれませんが(笑)、SNSは、『ちゃんと商売してるよ!』って狼煙を上げているような
ものなのです。

メールマガジンを送るというのもあるのですが、ただ、メールは、今のご時世、大量に届くので、なかなか見てくれません。

先にも書いたように、電話と同じで、ガンガン、営業電話をかけていたら、着信拒否されるのと同じで、メールも毎日送っていても、よっぽどのファンでない限り、スルーされます。

なので、メールは、相手から来るのを待つための窓口です。

一方、TwitterやLINE、FacebookやInstagramなどのSNSは、毎日でも毎時間でも問題ありません。

それどころか、ガンガン、発信しないと、タイムラインで流れていくので、目に触れません。

SNSは、狼煙のように、ずっと続けていくことがとても重要なポイントになります。

以上が、ビジネスのオンライン化での社外編です。

『ホームページで決まる信用度』、『メールアドレスは、電話番号代わり』、『SNSは、『狼煙』!』ということを理解いただけたかと思います。

ビジネスのオンライン化 社内編

では、ここからは、社内業務についてのオンライン化について考えてみます。

特にテレワークなどは、この基本的なことができていないと、いきなりやろうとして、おかしなことになってしまうので要注意です!

徹底的にデジタル化

「社内では、ずっと前からパソコン使ってるから、デジタル化なんて、できてるよ!」

本当に、そうでしょうか?

これまで数百社の中小企業の経営者とお話しする機会があったのですが、IT企業と自ら語っている企業でも、交通費精算はパソコンで打ち込んだエクセルをプリントアウトして、ハンコを押して経理に提出してました。

FAXで送るために、印刷して、FAXで送信した後は、シュレッダーへ・・

やってませんか? そういうこと。

せっかくネットでつながっているのに、パソコンが単なる清書マシーンになってるケースが、すごく多いです。

全てを一気にやるのは、なかなか大変ですが、少しずつ、プリントアウトしなくていい方法、ハンコを押さなくていい方法を模索し、社内ルールを作っていきましょう。

まあ、この辺って、手を付けると、絶対に、猛烈に反対する人たちが出てくるのですけどね(笑)。

情報漏洩対策は、ステップを踏んで行う

情報漏洩というと、顧客リストとか、会社の口座情報とか、社員リストとかを考えてしまいます。

しかし、今は、それだけでなく、お客さんとのやりとりのメールや、取引履歴など、実にさまざまなことが『悪用』されます。

場合によっては、会社のノートパソコンがコンピュータウィルスに感染し、遠隔操作で、ノートパソコンのカメラやマイクをオンにされて、社内の様子や、会話が筒抜けになっていることもあります。

まずは、社内のパソコンには、すべてウィルス対策ソフトを入れ、OSやアプリケーションを最新版にすること!

これ、意外と、守っていないところ多いのですよね。

また、これを、だれかが全てのパソコンを見て回るのではなく、社員一人一人が、できるようにしておくこと!

でないと、テレワークでは、それぞれの自宅でパソコンのメンテナンスをしてもらわないといけないのですから。

簡単なトラブル(ネットにつながらない、メールが受信できない・送信できない)などは、解決できれば理想ですが、せめて問題点の切り分けぐらい(ネットのトラブルなのか、メールソフトのトラブルなのか?など)は、個々の社員ができるようにしておきましょう。

Web会議ツールなどは、常に使うようにする

最近は、ZoomやSkypeなど、誰でも簡単に使えるようになっています。

しかし、これらのツールも、いざ使おうとすると、戸惑います。いくら練習して使い方を覚えていても、普段使わないと、どんどん忘れる。

会社内だろうが、会社外だろうが、無理やりにでも、週一回は、こういうツールを使って打ち合わせをしましょう。

別に堅苦しい打ち合わせでなくても、かまいません。

テレワークになると、社内だったら、給湯室とか、昼休みとかに、何気ない会話をしてたのがなくなってしまうので、そういう場を作るのもとても大事なことです。

以上が、ビジネスのオンライン化での社内編です。

『徹底的にデジタル化』、『情報漏洩対策は、ステップを踏んで行う』、『Web会議ツールなどは、常に使うようにする』ということを理解いただけたかと思います。

最大の難関は・・・

ビジネスのオンライン化での社外編・社内編を、簡単に説明しましたが、実は、こういうのって、運用ルールを決めるだけですよね。

で、実際に、こういうことをやろうとすると、最大の難関は、『企業風土』にあります。

どこの会社でも、新しいモノに飛びついて、いろいろ試してみたい!って人たちと、せっかく覚えたやり方を続けた方が、楽なんじゃない?っていう人たちとがいます。

こういう社員をまとめていくのが、経営者の大仕事。

そして、なんと言っても、中間管理職が、猛烈に反発しますw

日本テレワーク協会では、こういう中間管理職を『粘土層』とまで表現しています(いやー、すごい表現です・・苦笑)。

これを変えていくには、なぜビジネスのオンライン化が必要なのか、これからの世の中の変化についていくために、何をしないといけないのか、社会の変化についていけないと、会社が生き残れないといったことを、何度も何度も話し合って、『粘土層』をジワジワと動かす必要があるのです。

「社長の言うことなんだから、聞け!」ってことをやっても、実際の運用を進めるのは、中間管理職です。

この人たちが、やる気になってくれないと、いくら、高価なシステムや、すばらしい運用ルールができても、数年もすると形骸化してしまって、目的が達成できなくなるのですよね。

なかなか大変だけど、何度も話し合い、メリットもデメリットも理解し、何がネックになっているのかを、あぶりだして、解決する作業を繰り返していくことが大事です。

これを抜きにして、形だけでは、社員は疲弊するだけ。

それだけの覚悟をしていかないと、これからは生き残れないし、逆に言えば、それだけの覚悟ができれば、10年先、20年先も売り上げを伸ばせる会社に生まれ変われるのですよね!!

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