CBDC(中央銀行のデジタル通貨)で何が起きるのか妄想してみたw

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日銀が、来年度(2021年度)に、デジタル通貨の実証実験を行うって発表がありました。

『おぉぉぉぉ! ついに!!』って思いましたね。

ビットコインから始まる暗号資産(仮想通貨とか暗号通貨とか言われてましたけど、今は、暗号資産って言うようです。通貨なのか、資産なのか、微妙なんですよねぇ・・・w)は、いろいろと話題になりますが、ついに、日銀までもが重い腰を上げました。果たして、今、過激な競争をしている〇〇Payは、どうなるのか、ビットコインなどの暗号資産の価値は? そして、麻生大臣は、どうするのか?(笑) いろいろ妄想してみましたw

キャッシュレス化にならざるを得ない・・

去年までは、『キャッシュレス』や『ブロックチェーン』のテーマで講演依頼が多くありました。

〇〇Payが過激な競争をしていて、還元キャンペーンがすごいことになってましたよね。

消費者側だけでなく、お店側の方が、期待と不安の入り混じった状態で、はたして、今後、キャッシュレスになるのか、まだまだ現金なのかってことで、気にしてました。

しかし、それも、今年に入ると、『接触』を避けるってこともあって、一気にデジタル化が加速され、キャッシュレス決済が広まりましたよね。

〇〇マネー、〇〇Payに対応ってなステッカーを貼った店が増えて、コンビニなどは、表示がすごいことになっていますw

最近は、キャッシュレスが当たり前になってきたことで、『当店は現金のみです』と入口に張り紙をする店舗まで出てきてますw

この流れは、止めることはできないので、電子マネーや〇〇Payは、使えて当たり前になってくるでしょう。

電子マネーって言うけれど、『通貨』じゃないんだよねー

そうなんですよ。電子マネーとか〇〇Payは、『通貨』ではありません。

現金でポイントを購入して、ポイントと商品と交換しているだけ。

『通貨』ではないので、お店側も支払いを拒否できますし、税金の支払いにも使えません。

そもそも、民間企業が運営しているので、『倒産』や、『事業撤退』などで、いきなり使えなくなることもあります。

また、最近は、少しずつ、出来るようになってきていますが、個人間のやりとりも、いろいろと制限がありますし、企業から個人へ支払うには、制限があります。

実際、私が経験したのですが、スーパーで、電子マネーで支払って、レシートを見たら、レジの人の打ち間違いを発見しました(購入した数が違ってたのです)。

で、多く支払っているから返金してほしいと言ったら、電子マネーの返金はできないので、現金で返金になりましたw

このように、『購入』には使えるのですが、返金とか、個人間のやりとりなどは、いろいろと制限が入っています。

そもそも、電子マネーの場合は、上限額が法律で定めらられていて、1回の取引は100万円以下になっています(これじゃ、企業間取引には使えない)。

まあ、無制限にすると、マネーロンダリングなどに使われるので、禁止してるんだと思うのですよね・・・。

中央銀行が『デジタル通貨』を発行すると・・・

民間会社ではなく、中央銀行(日本なら、日銀ですね)が、デジタル通貨を発行すると、どうなるでしょうか?

まず、これは、間違いなく、『通貨』になります。

そう、紙のお札や、500円玉や100円玉の硬貨と同じになるのですよね。

こうなると、自由にやりとりできるはずですし、制限を加えると、そもそも、通貨として使えないことになるので、今のお札や硬貨と同じ使い方ができるようになります(まあ、法律を変えれば、知らんけどw)。

取引額に制限などないので、マンション丸ごと1棟購入するのに『デジタル通貨』で支払えますし、個人や企業でも、自由にやりとりできます。

企業も、お客さんの支払った『デジタル通貨』で、仕入れの支払いに使うことができるので、民間の電子マネーのように、現金にしてから使うなんてことは必要なくなります。

こうなってくると、銀行に預ける必要はなくなりますし、給与の支払いもあなたのスマホの『電子財布』に送金されてきます。

もちろん、振込手数料なんてものはありません。

そう、ますます、銀行を利用する意味がなくなっていきますよねw

日銀が『デジタル通貨』を発行すると、個人がお金を銀行に預ける意味があまりなくなってきます。はてさて、銀行は、どうなっていくのでしょうか?

個人も会社も、日銀の発行する『電子財布』を持つだけの社会になって、

「あー、そういえば、〇〇銀行の本店が、ここにあったよねぇ」

なーんて、言ってるかもw

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