Clubhouseの投げ銭機能、危なすぎるかもwww

4刷り!絶賛発売中!(韓国語版も発売されました)
だれにでもわかるNFTの解説書 ライブ・パブリッシング刊

NFTって何?という説明から、今後広がるメタバースとNFTの関係まで、あらゆる話を網羅!
初心者の方にも理解しやすいように、専門用語を極力使わず解説しました。
ここから購入

メディア出演や講演依頼は、こちらからお問い合わせください。

オワコンになりつつあるClubhouse?

Googleトレンドで見ていると、検索回数が失墜しているので、オワコンになってきてるClubhouseですが(笑)・・・

Clubhouseで、『投げ銭機能』が付いたそうです。

Clubhouseに“投げ銭”機能 中抜きなしでクリエイターへ送金

音声SNSのClubhouseを運営する米Alpha Explorationは4月5日(米国時間)、クリエイターへの投げ銭を行える同サービス初のマネタイズ機能「Clubhouse Payments」を開始した。

 Clubhouse Paymentsの決済サービスにはオンライン決済ツールの「Stripe」を利用する。米Stripeが少額の決済手数料を取るが、Clubhouseでは手数料を取らず、全額がクリエイターの手に渡るという。送金するユーザーは初回にクレジットカードかデビットカードを登録する。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2104/06/news069.html

いやはや、急激にいろんなことをやってますが、利用規約が追い付いてない。

まだまだ、ベータ版のClubhouseなので、いろいろと変わっていくと思いますが、なんか急激すぎて、トラブルの方が大きそうですねー。その辺を考察してみました(あくまでも、断片的な情報の寄せ集めの判断ですし、まだ、発表されたばかりなので、日々、条件などが変化するので、その点はご了承を)

喋ってる人でないと、投げ銭をもらえない!!

この投げ銭機能、あるユーザから、あるユーザへ投げ銭ができる仕組みになっているので、あくまでも、現時点では、『個人から個人への送金』です。

そもそも、Clubhouseは、企業アカウントとか、グループアカウントという考え方がないので、個人に支払われます。

となると、複数人のグループで運営しているroomや、先日リリースされた「クラブ機能」のオーナーは、たまたまスピーカーで喋っている人が、面白いことを話して、ドカスカ、投げ銭を送ったら・・・

そう、そのスピーカーは、投げ銭の収益があるけど、『場』を作ったグループの人やクラブのオーナーは、1円も入ってきません。

赤の他人どころか、複数人で運営していた場合は、もっと面倒なことになりそうです。

例えば、こんなことが・・・

スタッフA 「投げ銭機能、出来たよねー!」

スタッフB 「すごいよね! うちらのやってるroomでも、投げ銭、受け付けようよ!」

スタッフA、リーダー 「賛成!!」

リーダー 「じゃあ、みんなでやってるから、投げ銭を受け取ったら、スタッフ会議のときに、

     金額を報告してもらって、それを均等に分けることにしない?」

スタッフA、B 「賛成!!」

数週間後

リーダー 「今週の投げ銭、報告してくれる?」

スタッフA 「えーと、私は、たけしさんと、みなちゃんから、500円づつで、合計1000円。」

スタッフB 「ゆうじくん、さくらちゃん、みなたちゃんから、500円づつ。合計1500円。」

スタッフA 「えっ? ゆうじくんから、1000円、投げ銭したよって、言ってたよ!!」

スタッフB 「違う、違う! 500円!」

リーダー 「ほんと? 500円、ガメてない?」

とまあ、このような微笑ましい会話が、あっちこっちで、騒がれるような気がしますwww

それに、そもそも、roomで喋ってないと、投げ銭はもらえない(そりゃ、そうですよね。黙ってアイコンが表示されてるだけで、投げ銭をもらえるようなパフォーマーがいたら、すごいけどw)ので、マシンガンのようにしゃべる人が有利になるかもしれません。

だからとって、その人の話が面白かったら、モデレーターも、リスナーに下げることもできないので、なかなか、どうして、ムズイ運営になりそうw

グループ運営しながら、個人プレーになるような状態に。

なんか、不思議なことが起きそうですw

投げ銭で、サービス料や商品代を支払わせる人たちが出てくるかも・・・

これは、もう、想像に難くないですが、占いやコンサルティング、カウンセリング、あるいは、教祖様のありがたいお話などのroomで、お布施や寄金、サービスの支払い、商品の支払いなど行う可能性が出てきます。

でもって、「騙された!」とか、いう人たちもでてきますよね。

必ずしも、騙したわけでなくても、Clubhouseでは、非常にユルイ関係性なので、お互いにどこの誰なのか分からないので、そもそも、トラブルになった場合に、どうやって、それを伝えるのかすら難しい。

となると・・・・

他のSNS(TwitterやFacebookなどですね)で、「あそこのroomで騙された」とか、「どこそこのクラブで失敗した」といった書き込みが、散見するようになるでしょうw

Clubhouseの投げ銭は、うまくいけば、新しい経済圏になる

とはいえ、投げ銭という仕組みは、非常に面白い仕組みです。

YouTubeでも、スーパーチャットといった機能があり、アイドルなどで、稼いでいる人もいます。

個人的には、大道芸人とか好きなので、投げ銭の仕組みって、面白いと思っています。

日本では、なかなか広がりが悪いところがありますが、電子マネーが広まってきたことや、コロナ禍で、家にいながら視聴できるエンタテイメントが求められてきています。今の時代だからこそ、投げ銭の仕組みが広まってくる可能性が高いです。

そういう意味ではClubhouseの投げ銭機能は、話題になって、他のSNSの投げ銭機能なども再注目されるようになり、活気づくことは、ちょびっと期待してます。

ちょっとだけ気になるのは、マネーロンダリングとか、怪しげな取引にも使われるようになりそうな(^^;

ま、ともかく、わーわーぎゃーぎゃー、しばらくは、投げ銭で騒がれるでしょうねw

4刷り!絶賛発売中!(韓国語版も発売されました)
だれにでもわかるNFTの解説書 ライブ・パブリッシング刊

NFTって何?という説明から、今後広がるメタバースとNFTの関係まで、あらゆる話を網羅!
初心者の方にも理解しやすいように、専門用語を極力使わず解説しました。
ここから購入

メディア出演や講演依頼は、こちらからお問い合わせください。